華強北(ファーチャンベイ)で偽Airpodsを購入した結果・・・
やあどうも。
深圳はテクノロジーの街として知られており、中でも华强北は世界的に有名な電子街である。
この华强北で偽物のAirpodsを購入したので、レビューをしていきたいと思う。
华强北(ファーチャンベイ)とは
日本でも有名になってきているので詳細説明は割愛するが、华强北は中国最大の電子街である。電子街といえば、日本の秋葉原をイメージして良いが、ここでは電子機器に加えて機械のモジュールや基盤、電子部品も買うことができる。
「华强北で買えない電子部品はない!」とまで言われる。
华强北は地名であるが、主に下記赤枠で囲った部分を指す
华强北ではドローンからスマホ、パソコン、スピーカー、ロボット、おもちゃまでなんでも取り扱っており、大手有名メーカー以外の訳のわからないブランド品の製品も買うことができる。(しかもめっちゃ安い)
実際に買ってみた
※トリビア風
正規品以外に、いわゆるコピー製品もたくさん販売されており、今回は某リンゴカンパニーが販売する高級ワイヤレスイヤホンのコピー品を入手した。
偽のAirpodsを取り扱う業者はいくつかあるが、その多くはAirpodsに似せたパッケージというだけで別名で販売している。
だがその中で我々取材班は本物そっくりの究極のコピー品を発見した。
林檎マークまで完全に再現されており、コピーレベルとしてAAAランクである。
裏面の文字まで再現されている。
ちなみにこのモデルはAirpods2同等品とのことで販売員曰くワイヤレス充電にも対応しているという。
価格は100元。日本円にして約1600円と超格安である。なお140元(=2200円)のモデルもあり、これは100元モデルと比較して音が良いという。
値下げ交渉に挑んだが非常に厳しく、なんとか5元だけ安くしてもらえた。(=80円)
近くの店でAirpods専用ケースも売っていたので、LINEのブラウンのかわいいものを購入。なお価格は10元(=160円)と驚安。もちろん無許可で販売しているに違いない。
使ってみた感想
箱の中には説明書と、充電ケーブルが付属されていた。
本体の見た目は、ホンモノと瓜二つ。重さが少し軽いくらい・金属部分の色味が異なるくらいでほとんど遜色がなかった。
なにより驚いたのは、箱を開けたときにホンモノと同じ接続画面がiPhoneにポップ表示されたことである。
音質はまあそこそこ。本物のAirpodsと比較すると少し音がか細い感じはするが、十分に使用できるレベルである。
そして耳から外すと自動的に音楽が停止。タップして再生・停止などは本家とまったく同じ仕様となっていた。
ただマイクはまったく使い物にならず、何度かテスト通話をしてみたが、こちらの音声に常に雑音が入りこんでしまい、声があまり届かなかった。まあマイクまでホンモノの品質を求めるのは酷なのかもしれない。
バッテリー持続時間は本物より少し短めといったところだが、充電ケースはしっかり使えるので問題がなかった。
問題発生
これは非常に良いものだと満足して使用していたところ、購入から2、3日間が経過したところで片耳が充電できなくなる不具合が発生。
よくみると、充電用の接続部分のパーツがはがれてなくなっていることに気づいた。
何かぶつけた記憶はないので、すぐに店舗に連絡し取り換えてもらうことに。
販売員との熾烈な交渉を予想していたが、思いのほか簡単に新しいものと取り換えてもらい安心していたところ・・・その次の日に新たな問題が発生。
音が聞こえなくなった
音楽を聴いて数分しようとすると急に音が停止する、そして最終的にまったく音が出なくなってしまった。何度充電しなおしても、iPhoneとの再接続をしてもダメなので、どうやら内部の回路に問題があるようである。
結論
今回、2度目の問題が発生したが、返品や交換はしていない。もし交換してもまた数週間か使って故障することが目に見えているからである。だからこそ販売員はすぐに新品と交換をしてくれたのだろう。
※同僚は140元の少し高価なモデルを買ったが、音が途切れるなどの問題が発生。
やはり品質レベルは偽物なりのものだということが分かった。
お土産として買ってしまうと日本では修理・交換に出せないので、あまりお勧めはできない。
大切な人へのプレゼントは本物を買いましょう。
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ただ、华强北を探索すること自体は非常に面白いので、深圳にくる際は一度ここに足を運んでみていただきたい。
一路平安!
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