中国の深セン(深圳)について4つの紹介
完全なる思い付きでこのブログを始める。
気持ちは大谷世代、体はじゃないほうの大谷世代、徒然なるままに面白ブロガーになろう、
というわけである。
HeyTeaより甘い見通しと言われるかもしれないが
百も承知、頑張らないスタイルで行く。
※Hey Teaとは喜茶の愛称で親しまれ、若者に人気のカフェである。深センにも至るところにある。
さて、今回初めての投稿記事ということで、旅の舞台である中国の深センについて簡単に紹介させてもらう。
深センはテクノロジーが発展しているエリアとして、最近メディアでも取り上げられることがあり、名前を聞いたことがある人も多いと思う。
この記事では、深センの特徴的な部分もいくつか取り上げる。
深センの位置と人口
深センは中国の南部、香港の北に位置する都市である。正式名は広東省深圳市。
市という名前がついてるが、中国は規模がとにかく大きいので、中国の市は日本でいう県くらいのイメージだと思ってもらっていい。
実際、面積は東京と大体同じくらいの大きさである。
人口は1,300万人ほどで、これは東京の人口(1,400万人)に匹敵する規模になる。
中国都市全体の人口ランキングとしては第7位の大都市。ちなみに最大の都市は重慶市で3,000万人。
日系企業の進出も多く、日本人駐在員もたくさんいる。
日本料理屋ではネイティブジャパニーズが飛び交う。壁に耳あり障子に目あり、という感じで
気が抜けない。駐在員はリスクと隣り合わせである。
深センの歴史
深センの発展は、中国近代化の祖と呼ばれる鄧小平(とうしょうへい)による改革開放政策によって、1979年に経済特区に指定されたことがきっかけとなる。
それまでは漁村であった深センを大産業都市とすべく、それまであった山々を爆破しその土で川を埋め立て、大規模な土地醸成を行い今の形になった。中国政府は国際企業を大々的に誘致し、深センに工場を建設させた。
1979年に始まった深センという町は、たった40年で東京と並ぶ世界有数の大都市に成長したのである。
このような猛烈なスピードで発展した都市は、世界の歴史上ほかには存在しないとも言われるほどである。
ちなみに古くより深センの土地を持っていた人は、
都市化に伴い土地を売って大儲けしている。桁違いだそうだ。
深センの気候
深センの強みは気候の良さであると私は思う。
地図をみてもらえば分かる通りだが、深センは台湾やベトナムと同じくらいの緯度に位置する。
なので、1年中温暖な気候に恵まれている。とにかく暖かく、冬は短い。
年間の気温は下記の通りである。深センと比べれば、日本の沖縄はもはや寒いともいえる。
ヤシの木もそこら中に生えている、ここはハワイかと勘違いしてしまうほどである。ちなみにこの記事を書いている1月も長袖1枚だ。ハワイだ。
これを読んでいる皆様の多くは、「でも空気が汚いんでしょう」と思っているだろう。
確かに中国には排気ガスや石炭発電などにより大気が汚染されている地域があり、今も大きな問題となっている。
しかし、深センは違う。深センの空気は非常に綺麗なのである。
深センはクリーンな街であることを掲げており、政府が排気ガス規制を厳格化している。
実際、公共のバスやタクシーはほぼ100%が電気自動車で、ガソリン車の購入には大幅な制限が課せられている。
街中をランニングしていても全く息苦しさや大気汚染を感じることはない。
下記は空気の汚染度合いを数値化したもので、数値が高くなるほど空気の汚染度が高いことを示す。
内陸の一部は非常に汚染度が高いが、深センのエリアは、50~70の値であり、日本とさほど変わらない水準であることが分かる。
ちなみに、深センは花粉が飛んでいないので花粉症に苦しむ私としては、日本よりも数十倍も過ごしやすいと感じている。
深センの有名企業
この話題は別途記事にて取り上げるので簡略するが、深センでは多くの巨大企業が存在している。
中国最大のスマートフォンメーカー、売上が10兆円を超えるHuawei
世界トップのドローンメーカーのDJI
電池~自動車まで生産できるBYD
Wechat,QQを初めとして数多くのITサービスを提供するTencent
保険~投資まで幅広い金融商品を扱う平安保険グループ
これらの企業は全て深センで生まれ、キョダイマックス進化を遂げ現在のばちぼこ巨大企業に成長した。これらの株売買で終生遊んで暮らせる位に当てた人も居るらしい。
終わりに
ここまで読んでいただき感謝を申し上げたい。
このブログでは、深セン、広州、香港、マカオ、その他中国全般を舞台に、皆さんに役に立つような情報をシェアしていきたいと思っている。
それではまた。
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