中国のLuckinCoffee(ラッキンコーヒー) ついにスタバ越え!?
どうも。
先日、記事にした中国・厦門発の
コーヒーリテール、LuckinCoffee(ラッキンコーヒー、瑞幸咖啡)
が更なる増資を発表したので記事にまとめる。
前回の記事はこちら。
何がすごいのか
先日の記事の中でも紹介したように、年始早々に
成長スピードが非常に速い。2018年のアメリカでのIPO以降、
急速に資金調達に努めている。
ここまでの決算書を見るとすべて赤字決算となっているが、
スタバ越えに向けた投資戦略としての対応だろう。
一例を挙げると、
約4億5000万ドルの
転換社債発行⇒
日本円にして400億
の資金調達に成功。
保有していた米国株式
約200万株を売却⇒
約4億2000万ドルの
資金調達に成功。
今後は店舗拡大に向けた市場調査・技術開発に力を入れていくとのこと。
・小型店舗・テイクアウトメインで急速拡大
・技術革新により無人店舗も登場
・お茶やスイーツ、軽食など幅広い展開
軽食の質も高く、
ワンコインで上質なものを
享受できるのだ。
某ファーストフードのように
500円あったらラッキンへ行こう
と、こういうわけである。
ついにスタバの店舗数を越えた!
2019年末時点で、約4500店舗の展開に成功した
LuckinCoffeeは、スターバックス(約3600店舗)
を超えた。
日本では近年、いきなり!ステーキが
店舗拡大を急速に進めた結果経営不振に
陥っていると世間を騒がせている。
しかしこのコーヒー・スタートアップ企業は
いきなり!の急展開ではなく、
成長戦略に沿った展開を続けていくと思われる。
筆者の思うスタバとLuckinの特色
中国に滞在する中で感じる両社の
特色について独断と偏見ながら記してみた。
スターバックス
滞在場所を提供、店舗型多い
⇒ユーザーとの接点を増やし、店舗内の体験・経験を通して
ブランド価値を高める戦略
LuckinCoffee
利便性を提供、テイクアウト専門多い
⇒あえて接点を減らした形で利便性を追求し、
「手軽さ」を通してブランド価値を高める戦略
今後の展望
今後、双方のサービスはどのように進化していくのだろうか。
有人のコンビニでも、コーヒーの販売があるが
爆発的ヒットには至っていない。
先日記事にした無人コンビニと
コラボレーションし、Luckin+コンビニ
も面白いのではないか?と
素人ながらに思うのであった。
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この記事で参考にしたもの
LuckinCoffee 公式HP IR情報より 2020年1月22日現在
https://thebridge.jp/2020/01/luckin-raises-865-million-in-post-ipo-offering
TechNote 2020年1月22日現在